第五回 答えのないこと

答えのないこと
第五回 人生グラデーション

主義主張というほどのものではないけれど、
何となく気が進まないというものがある。

そのひとつが結婚という契約。
そして、それに伴う夫婦同姓。

制度がどうのという強い気持ちではなく、
ひとつの型に入る、婚姻というものに対する
未熟者故の抵抗なのかもしれません。

契約がないと
パートナーシップは崩れるのでしょうか。
契約がないと
家族という絆は生まれないのでしょうか。
契約があると
関係は変わらないのでしょうか。

感情とは自由という羽を持ち、
緩やかに変化し、豊かに表現できるものなのに。
社会の掟が追いつけるわけがない。