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越智康貴

“はじまり(前編)”

しばらく前にテレビで、“人間はどういう過程で人間になったか”という話をやっていました。
僕は義務教育時代に、猿的なものが進化して人間になった、と教わりました。
でもこの“常識ぽい教え”は、宗教などなどによって根っから考えが違うようで…。

人間への探究心と同じように、植物っていつから地球にいるのか?という疑問がありました。
ここで書くには壮大すぎるかな、と思いつつも、今回のお話はそんな感じです。

まず想像したのは、きっと菌みたいなものが苔か何かになって、それが環境と共に変化してきたんだろうな、ということで。
でもふいに思うのは、“どこからが植物なのか”ってなこと。

歴史上に記された偉い人たちによる植物としての区分けをザッとまとめると、“移動はしないけど、生殖はして、光合成してたりするもの”ってことらしいです。

すでに混乱しそう。してたりするもの、とは。

最初は地球上の生物全てを、植物と動物の2種類で分けてたみたいですが、生物の機能を区分けして区分けして区分けしまくって最終的に5種類に分け。(動物、植物、菌、呼び名なし、グレン古細菌)

呼び名なしとは…。(さらに混乱)

本題へ戻ると、地質の研究で確認がとれてるのは、12億年前の藻的なものだそうな。(やはり藻!苔ではないが)
でもその後4億5千万年前まで、地上には出てきてなかったらしい。
でも、約4億1600万年前から約3億5920万年前まで(デボン紀)に、とびきりの進化を遂げ、根っこや葉っぱや種などという器官を形成するまでに!

とても高揚しながら書いてますが、冷静に見るとほぼ伝わらなそうなので再びまとめると。

植物の起源は12億年以上前から!

4億5千万年くらい前には地上へ進出

3億6千万年くらい前には、いま周りにある植物とかと同じような機能をもったものへ進化していた!

ということです。
現代へと繋げるまでをサッと書きたいのですが、そうは問屋が卸しませんので、次回へ続きます。

余談ですが、調べたら植物の化石なるものがあるらしく、とても欲しい気持ち。




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