第六回 今日は車でどこへ行こう

今日は車でどこへ行こう
第六回 社会的動物の選択

ここ2〜3年、人生で最も高い頻度で
動物園や水族館に通っていると思う。
















「上野動物園」や「井の頭自然文化園」、
「池袋サンシャイン水族館」は2度ずつ、
「マクセル アクアパーク品川」は3度、
「しながわ水族館」や「すみだ水族館」、
「市原ぞうの国」に「新江ノ島水族館」、
「横浜・八景島シーパラダイスアクアミュージアム」、
「葛西臨海水族園」などは1度ずつ、という具合。

それは旅先でも変わらず、
先日訪れたヴェトナム・ハノイでも
例に漏れず「ハノイ動物園」へ足を伸ばした。

これだけの箇所を短期間で周ると、
それぞれ動物たちが置かれた環境によって
野性味溢れる動きをするか、
のびのびと過ごしているかなど
同じ種族でも全く異なる印象を覚える。
















人間社会という環境で
エンタテインメントや教育としての
与えられた役割を全うする動物たち。

きっとそれは人間という生き物も同じ。
命をいかに輝かせるか、役割を全うするか、
おそらく環境はそれを左右する。

人間は自らの環境を選べるのだろうか。

そんなことをぼんやり考えながら、
きっと今月も動物たちに会いに行く。