アニメメモ・2018  長谷部千彩

アニメをよく観ていたのは、2000年前後。その後、15年ほど縁遠くなっていました。興味が復活したのは、2017年春に動画配信サービスに入会したのがきっかけです。

私も動画配信サービスに入ってみようかな→そういえば、前に会った時、坂元(裕二)君がHuluの話をしていたっけ・・・→とりあえずHuluに入会しよう→観たいものが特にない・・・→Huluは日テレ、日テレと言えば『ルパン三世』、じゃあ、『ルパン三世』でも観てみようかな→『ルパン三世 PART1』を鑑賞(懐かしい)→ところでいま、『ルパン三世』ってどうなっているの?→『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)と『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017年)を観る→えー!いまって、こんなに映像が綺麗なの!?こんなに進化しているの!?だったら、他の作品もいろいろ観てみたい!!→そしてアニメを観る生活へ・・・(Netflixにも入会)。
このような経緯で現在に至ります。アニメ生活二年目です。
とはいえ、おたく、というわけでもないのです。全然、熱は高くない。「面白いのに当たればラッキー」ぐらいの気持ちで、ぼーっと観ています。その程度の、これはゆるふわ記録です。

 

1月~3月
-『デビルマン crybaby』 湯浅政明監督。力作。私のトラウマ、原作の生首シーンも胴体切断シーンも映像化。二回観た。
-『B: The Beginning』 中澤一登さんが監督だというので観てみた。物語が複雑でよく理解できなかった。リリィというヒロインが、Cちゃん(友達)に似ている。
-『四畳半神話大系』 湯浅政明監督。台詞が多く、しかも早口で、聞き取るのが大変。
-『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』 三回目。モンキー・パンチ+東映ヤクザ映画。
-『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』 二回目。敵役のモデルがカール・ラガーフェルド。
-『GANGSTA.』 伏線が全く回収されないまま、最終話が終わり、驚愕。最強ぶん投げエンド。続きが気になり原作を購入(現在も連載中)。
-『恋は雨上がりのように』 面白かった!女子高生に押しまくられ、冴えない中年店長がおろおろするのがいい。完全に中年視点で観ていた。終わり方も良い。原作も読破。
-『からかい上手の高木さん』 2話まで観て脱落。
-『宇宙よりも遠い場所』 南極観測隊に加わる女子高生四人組。面白かった!丁寧にリサーチして作っているのがわかる。南極を目指すだけの話かと思ったら、南極に本当に行く話だった。公式サイトの南極観測隊へのインタビューも面白かった。
-『博多豚骨ラーメンズ』 1話観て挫折。キャラクターデザインが苦手。
-『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』 キャラクターデザインが苦手で挫折。濃すぎる・・・。
-『ポプテピピック』 まあまあ。話題ほどではなかった。ボブネミミッミは面白かった。エイサイハラマスコイ踊り。
-『ゆるキャン△』 女子高生が主人公だけど、女子高生に興味がなくても楽しめる。インドア派の私でさえ、キャンプがしたくなった。のんびりしたテンポもいい。
-『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』 最後まで観たけど、ウェットで重かった(泣かせに来ている?)。設定やコスチュームがいかにもアニメ!って感じ。
-『おそ松さん(第二期)』 イヤミが外れ馬券で出汁を取った味噌汁を作るエピソードが赤塚不二夫っぽくて好き。
-『ニル・アドミラリの天秤』 1話観て脱落。いろいろな意味で私には無理。
-『ダーリン・イン・ザ・フランキス』 1話観て脱落。子供が戦う話に興味が持てない自分に気づく。
-『カウボーイ・ビバップ』 観直してみた。昔、好きでよく観ていた。最終話2話が好き。SF+東映ヤクザ映画(殴り込み)。
-『カウボーイ・ビバップ 天国の扉』 観直してみた。昔観た時のほうが面白く感じた。
-『ルパン三世 PART1』 前半は面白い(大和屋竺脚本&山崎忠昭脚本回)。後半はそうでもない。
-『カイバ』 湯浅政明監督。3話まで観て止まっている。時間があれば続きを観たい。
-『ピンポン THE ANIMATION』 湯浅政明監督。普通に面白かった。
-『バッカーノ!』 最後まで観たけど、それほど面白いと思わなかった。声優の発声が苦手だった。
-『舟を編む』 社会人しか出てこないアニメ。実写版よりアニメ版のほうが面白いと思う。

4月~6月
-『ヒナまつり』 面白い!!今年観たアニメのベスト5に入る。インテリヤクザと超能力少女の同居生活。新田(インテリヤクザ)が好き。
-『ピアノの森 シーズン1』 阿字野先生の髪の生え際が気になる。シーズン2も観るつもり。
-『メガロボクス』 派手さはないけど、こういう男臭いのもいいよね、という感じ。『あしたのジョー』が原案。力石(ユーリ)が死なない。ジョーの声(細谷佳正さん)が良かった。
-『ルパン三世 PART5』 ネット社会を生きるルパン。全体的に二次創作っぽい。最後の4話、すごく盛り上がったけど、レギュラーキャラクターの中年臭さが気になった。
-『ルパン三世 PART4』 ルパンがサツマイモみたいな顔(キャラクターデザイン)。最終話の終わり方がさらっとしていて良い。
-『ヲタクに恋は難しい』 なんとなく観ていた。なんとなく原作も読んでしまった。
-『聖☆お兄さん(劇場版)』 あまり面白くなかった。原作は大笑いして読んだ記憶があるのに。
-『坂本ですが?』 面白かった!!音楽もいい。好きなアニメベスト10に入るかも。友達にも勧めた。原作も読んだ。
-『TIGER & BUNNY』 面白かった!!加齢と戦うヒーロー。こんな物語、よく考えるなあ、と感心。
-『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』 よく覚えていない。面白かったような気がする。
-『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』 うっすらとした記憶。面白かったような気がする。
-『おおかみこどもの雨と雪』 シングルマザーは大変。
-『時をかける少女』 高校生たちのダラダラした喋り方が良かった。
-『ミチコとハッチン』 画が綺麗。キャラクターに着せている服が可愛い。中米をイメージした舞台設定が新鮮。
-『さらい屋五葉』 オノ・ナツメ原作。面白かった!!時代劇にタンゴを流すセンス。原作も読んだ。アニメと原作、終わり方が違う。どちらもいい。反省ばかりしている主人公にシンパシーを覚えた。与力の八木平左衛門がかっこいい。
-『リストランテ・パラディーゾ』 オノ・ナツメ原作。普通。老眼鏡萌えというものがあると知った。私は萌えないけど。
-『昭和元禄落語心中』 面白かった!!声優ってすごい、と心底感動した(声優の力量に)。
-『サムライチャンプルー』 三回目ぐらい?渡辺信一郎監督。いまのところ好きなアニメ1位。ソードアクションがかっこいい。最終話の舞台、長崎・生月島に行ってみたいと割と真剣に思っている(聖地巡礼)。
-『スペース☆ダンディ』 二回目。渡辺信一郎監督。結構好き。フランスのNetflixのリストにあったので、パリ滞在中に観ていた。
-『紅の豚』 アドリア海を舞台にしていると聞いたので、クロアチア旅行中、ドブロブニクのホテルで夜に観た。豚の話としか思えなかった。
-『魔女の宅急便』 寝落ち。
-『映画 聲の形』 小学生時代の、ヒロインがクラスで孤立していくシーンが生々しい。いたたまれない。
-『少女革命ウテナ』 好きな4話だけ観直し(22話「根室記念館」、23話「デュエリストの条件」、28話「闇に囁く」、29話「空より青き瑠璃色の」)。
-『夜は短し歩けよ乙女』 京都が舞台。京都旅行中、ホテルで夜に観た。湯浅政明監督。『四畳半神話大系』よりこっちのほうが好き。

7月~9月
-『ピアノの森(劇場版)』 テレビシリーズのほうが面白い。
-『ACCA13区監察課』 面白かった。オノ・ナツメさんの作品は裏切らないなあ。
-『BLACK LAGOON』 1話だけ観て止まっている。時間を見つけて続きを観たい。
-『あそびあそばせ』 2話観て脱落。
-『アンゴルモア 元寇合戦記』 1話観て脱落。もう少し観続ければ面白さがわかったかも。
-『ぐらんぶる』 1話観て脱落。大学生が酔っ払ってバカやっている。嫌いなほうに入る。
-『深夜!天才バカボン』 すべっている気がした。
-『ちおちゃんの通学路』 1話観て脱落。面白さがわからなかった。
-『中間管理録トネガワ』 3話ぐらいまで観たけど、絵が苦手でついていけず。
-『ハイスコアガール』 面白かった!!ゲームばかりやってた時期がある私にはたまらないストーリー。結末が知りたくて原作を買ってあるけど、積読状態。大野さん派。
-『働く細胞』 毎回、細胞が頑張る話。観ているうちに段々飽きてきた。がん細胞さんの回は面白かった。
-『はねバド!』 1話で脱落。スポーツを頑張る話かな?と思い、観るのを止めてしまった。
-『Back Street Girls -ゴクドルズ- 』 面白かった!!ヤクザが性転換&全身整形をして地下アイドルになる話。今年一番笑ったアニメ(下品だけど)。組長がいい!アニメなのに画が動かない!10回で終わってしまったのが残念!
-『BANANA FISH』 途中まで観て止まっている。まだ、登場人物がみんなであっちこっち移動している段階。お正月に時間があれば続きを観たい。
-『サマーウォーズ』 細田守監督。親戚づきあいの少ない家に育ったから、ストーリーに馴染めなかった。
-『夜明け告げるルーの歌』 湯浅政明監督。映像が面白い。一目見れば、この監督だ、とわかる作風を確立しているのがすごいと思う。物語はそれほどでもなかった。
-『バケモノの子』 前半は面白いけど、後半は好きじゃない。主人公が大検を目指すというオチにびっくり。なんて現実的な・・・。
-『アンデルセン物語』 子供の頃に観ていたものを観直したくて。音楽・宇野誠一郎。映像と音楽のあまりの可愛らしさに感涙。
-『ルパン三世 PART1』 また観直し。大和屋竺と山崎忠昭の脚本回が面白い。シリーズ後半、子供っぽくなる。
-『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』 四回目。最初の賭場のシーンと棚田の50人斬りのシーンが好き。私は小池健監督の作品が好きなのだと思う。
-『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』 三回目。原作に忠実な次元大介の帽子。リボンに模様がついている。
-『ルパン三世TVSP#06 燃えよ斬鉄剣』 変な女性ゲストキャラが出てくる。五エ門が銀座のビル(有楽町マリオン)を斬ったり、ステルス機を斬ったり、もうメチャクチャ。完全にギャグアニメ。五エ門の足の指が丸いのが気になる。
-『時をかける少女』 二回目。高校生のダラダラした会話。

10月~12月
-『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』 4話ぐらいで止まっている。時間ができたら、最後まで観たい。
-『スペースコブラ』 子供の頃、弟から借りて読んでいたなあ、と思い出して。2話で止まっている。続きを観たい気もするけど、コブラの顔と体型が苦手で、完走する自信がない。コブラの声が野沢那智、クリスタルボーイが小林清志だった。
-『ルパン三世TVSP#14 Episode:0 ファーストコンタクト』 もう、原作とアニメは別物ですね。キャラクターデザインが苦手。かっこいいと思えない。
-『ルパン三世 ルパン VS 複製人間』 素晴らしい!小学生の時に劇場で観て以来、二度目の鑑賞。名作だと思う。BDが欲しい。
-『ルパン三世 カリオストロの城』 全然好きになれない。小学生に観た時には気づかなかったけれど、大人になって観直してみたら、ジェンダー的に気になる点がいくつも。
-『RED LINE』 小池健監督。物語は単純だけど、画がとにかく綺麗。観ているだけで楽しい。
-『モンキーパンチ漫画活動大写真』 とっても面白い!アニメでこんな番組が作れるのか、と発想に驚いた。そして、これを観て、モンキー・パンチ先生の『ルパン三世』以外の作品に興味を持つことに(モンキー・パンチ沼に落ちた)。第ー回~第三回『幕末ヤンキー』が特に気に入った。芝山努さんの手による『一宿一飯』も良い。
-『ルパン三世 PART2』 脚本(&シリーズ構成)を担当している大和屋竺に興味を持ち、日活無国籍アクション映画も並行して観始めた。ちなみにPART2は、アルファロメオに乗っている金持ちルパン。
-『ルパン三世TVSP#07 ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』 出崎統監督。止め絵の多用が鬱陶しい(そこで止めなくても・・・と思うところが多かった)。ギャグがつまらない。栗田貫一って、山田康雄の物まね、別に上手くなかったんだなあ、と変な発見を。全然似てなくて可哀想になってくる。
-『どろろ』 1969年のもの。観始めたばかりだけど、面白い。カラーに慣れた目にモノクロのアニメーションが新鮮。

 

夏の終わりあたりから、モンキー・パンチのマンガにはまってしまい、アニメに割く時間が随分と減ってしまいました。観る作品もモンキー・パンチ絡みのものに偏ってきたので、2019年はまた少し新作を観たいと思っています。アニメの消化はのんびりマイペースに。程よく距離をとって。大人ですからね。