眠れない/ 猪野 秀史 vol.5

photo 川上尚見 direction 長谷部千彩

Squall
かりそめのサスティンが遠い夏の空に響く
 遠くから通り雨
       傘をひろげ 恋もひらく
青い林檎を囓って死んだつもりで眠り続けても
  夢のかけら 手のひらからこぼれ
    モノクロームのため息がひとつ
 ――――― 永遠に続くものは無いさ
  降りしきる雨もやんでしまうように
ぼんやりと鳴り響く 雨音に煙るラヴソング
  ぽつ
    ぽつ
      ぽつ  通り雨
         傘をひろげ  夢もひらく
青い林檎を囓って死んだつもりで眠り続けても
  夢のかけら 手のひらからこぼれ
    モノクロームのため息がひとつ
 ――――― 永遠に続くものは無いさ
真夏の通り雨がぼくの胸を濡らし通り過ぎていく
    銀色に輝く空の下で
     きみと夕涼みした
              夏の終わり
青い林檎を囓って死んだつもりで眠り続けても
  夢のかけら 手のひらからこぼれ
    モノクロームのため息がひとつ
 ――――― 永遠に続くものは無いさ
    胸につかえた 林檎のかけら
        明日は誰にもわからない
猪野秀史 INO HIDEFUMI 鍵盤奏者 / シンガーソングライター  www.innocentrecord.net

① 東京ボンベイ ( キーマカレー ) / 恵比寿

 昨年までサラリーマンを36年間やっていました。週に5日は満員電車に乗って会社に行く。苦痛な時間ですが、食いしん坊なので“今日のランチのこと”を考えて、耐え忍んでおりました。今回からはじまる新連載は、その“ぼくが9,000回以上車中で楽しみながら悩んでいた気持ち”をコンセプトにしました。題して「食いしん坊の会社員が、 20日に一度は食べに行きたくなるランチ店」。毎回一軒、推しメニューとともに紹介していきます。記念すべき第1回は恵比寿のカレー店。店の名前は【東京ボンベイ 恵比寿ガーデンプレイス店】です。猛暑はスパイスの効いたカレーを欲しますからね。ぼくが足繁く通っているカレー屋さんに【デリー(上野店/銀座店)】がありますが、こちらはその流れをくむ店。千葉県柏にある1963年創業の名店【カレーの店 ボンベイ】の東京支店のひとつです。日本人の味覚に調整したインドカレー店だと思います。ですから、あの激辛旨味のカシミールカレーもあるし、インドも、コルマもある。ですが、ぼくはこちらでは「キーマカレー」を注文します。鶏挽肉を使っていてヘルシーだし、香り高いスパイス使いが最高です。ドライ系のキーマを出す店も多いですが、こちらはルー系。辛いのがお好きな方は、店員さんに食券を渡すときに「赤キーマで」とお願いしてください。時間があるなら、近くに東京都写真美術館もありますよ!恵比寿近くで打ち合わせの際はぜひこちらに行ってみてください。

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