ジャズ・アルバムの印象。

1987年。高校に入学した私は、なにか楽器をおぼえたくて、吹奏楽部の門をたたいた。サックスが第一希望だったのだが、あいにく志望者が多くトランペットにまわされた。でも、単純な私は、すぐにこの楽器の輝かしい音色に魅せられた。 …



ジャズ・アルバムの印象。

レコード会社に就職して2年半後に、ジャズの編成担当、いわゆるディレクターの仕事を命ぜられた。当時24歳。ジャズの知識も浅く、まだ学生に毛が生えた程度の私にとって、それからの2年間は右往左往するばかりの日々だった。 ジャズ …


ジャズ・アルバムの印象。

ジャズは即興演奏を中心とする音楽なので、同じ曲を演奏しても、ミュージシャンごとにその表現や雰囲気は異なる。だから、ジャズを聴く愉しみは、ミュージシャンそれぞれの個性を聴き比べることでもある。そして、聴き比べることで自ずと …


ジャズ・アルバムの印象。

私が死んだとき、葬式でかけてもらいたい曲がある。 それは、マイルス・デイヴィスのアルバム『カインド・オブ・ブルー』に収録されている「オール・ブルース」。いつの頃からか、そう決めている。 ほの暗いサックスのリフに導かれて登 …